-お知らせ-

2016年

8月

25日

2016秋田伝統野菜まちめぐりMONTH参加店募集

秋田県には30品目の伝統野菜があり、徐々に認知度も高まってまいりました。この伝統野菜をより多くの方に楽しんでいただくため、11月の1ヶ月間、協力飲食店で秋田の伝統野菜を使った料理や商品を提供する飲食店を募集します。

 

1 主     催    あきた伝統野菜まちめぐり実行委員会
          (県・あきた郷土作物研究会)

 

 

2 実 施 期 間    平成28年11月1日(火)~11月30日(水)                                        

3 募集する飲食店    県内30店舗程度

趣旨に賛同し、秋田の伝統野菜を使った料理を2点以上提供きる飲食店

(期間は店舗によって異なる場合もあります)

 

4 使   山内にんじん、横沢まがりねぎ、からとり芋、石橋ごぼう、とんぶり、松館しぼり大根、三関せりなど30種類     

5 調 達 方 法    各店舗で入手をお願いします。入手しにくい食材は調達先をご紹介します。初めて参加する飲食店には事前にサンプル(山内にんじん、からとり芋、石橋ごぼう、松館しぼり大根)をお送りします。なお、時期や生産量が限られている野菜もありますのでご了解くださるようお願いします。

 

6 募 集 締 切    平成 28 年 9  9 日(金)  

 

7 申 込 方 法   申込書でFAXまたはEmailでお知らせください。

 

8 イ     新聞、フリーペーパー、ちらし、広報番組など

(県事業「ILOVE秋田産フェア」と連携)

秋田県ホームページ、あきた郷土作物研究会

Facebookページなど

 

 

9  特  典          チラシ・使用する野菜の説明カード・紙製ランチョン

          マットを提供します。

募集要領と申し込み書
2016参加飲食店募集.pdf
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2016年

2月

10日

2月28日(日) あきた郷土作物研究会ワークショップin湯沢(終了しました。)

湯沢市は、三関セリ、関口なす、ひろっこ、湯沢キク、チョロギなどの伝統野菜が数多く栽培されています。深い雪の中で栽培されているひろっこの生産者を訪ね、また三関セリの栽培を見学し、意見交換をします。

どなたでも参加できます。ぜひお申し込みください。

※申し込みを締め切りました。

■日 時 平成28年2月28日(日)午前10:00~午後3:00

 

■参加者 一般・会員40人まで

 

■場 所 湯沢市須川地区ひろっこ栽培農家

        

■日  程 

815      秋田県庁前発(貸し切りバス)

830      秋田駅西口   

945      雄勝地域振興局 (自家用車でお越しの方も

         こちらでバスにご乗車ください。)          10001130 ひろっこ圃場 堀取り体験 調整作業見学

     12001230 三関セリ圃場見学 

       12451320 昼食 ひろっこ、三関セリを使って

                湯沢市 弁当・懐石・仕出しの柳沢 

             13301500  交流&ディスカッション

         ・「ひろっこ栽培について」

                             JAこまちひろっこ出荷組合長 近田榮一氏 

    ・「JAこまちの伝統野菜について」

         JAこまち 中央総合支店 営農経済課 佐野 広光氏

  ・「地域の食材と飲食店をつなぎたい」

         フードコーディネーター 藤原真理子氏

     1630頃      秋田市着

                

■会 費 1,500円 (昼食)
■服 装 30分ほどひろっこを掘らせていただきます。

      防寒着、長靴、ゴム手袋をご準備ください。

■申し込み 平成28年2月25日(木)まで(締め切りました。)

お名前、電話番号、秋田からバスの利用の有無と乗車箇所をメール

またはFAX、こちらのフォームにてお知らせください。

              FAX018872168 

                     E-mailinfo@akikyo.net

 

     秋田県立大学 生物資源科学部(担当:生物生産科学科 櫻井)

ワークショップin湯沢 チラシと申し込み書
あきた郷土作物研究会ワークショップin湯沢【最終版】.pdf
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2015年

12月

04日

12月13日(日)通常総会と勉強会を開催します。(終了しました。)

あきた郷土作物研究会会員の皆さま

 総会および勉強会を開催しますのでご参加ください。

・日 時: 12月13日(日) 10時~14時半頃

・場 所: 秋田市東部市民サービスセンター「いーぱる」    
・勉強会: 食品機能性について(予定)の講演(県大・吉澤教授)
       伝統野菜の食べ比べとだまこ鍋のランチ
・会 費: 1000円
・申 込: メールまたはFAXでお知らせください.
・締 切: 12月7日(月)まで

*伝統野菜は,山内にんじん,松館しぼりダイコン,大館地ダイコン,三関セリ,田沢ながいも等を用意して,
 通常の市販品との食べ比べを予定しています.

※会員のみの参加となりますが、この機会に加入されたいと思われる方も是非ご参加ください。会員への申し込みはフォームからも可能です。

2015年

10月

10日

11月1日(日)あきた郷土作物研究会 ワークショップin田沢を開催します。 (終了しました。)

 ~田沢ながいも~

 

仙北市田沢地区は古くからの長いもの産地です。玉川が運んだ細かい砂によって深く良質な作土が形成されます。その品質から「田沢ながいも」として名を馳せました。しかし、青森などの産地が伸びて「田沢ながいも」生産は激減し、幻の「田沢ながいも」とさえ言われるようになっています。産地の実情を見ながら、収穫体験や料理体験をとおして「田沢ながいも」のこれからについて語り、交流をします。

 

■日 時 平成27年11月1日(日)

午前9:30~午後3:00(現地)

■参加者 先着30人

     あきた郷土作物研究会会員・県民

■場 所 田沢交流センター(田沢出張所2階)

仙北市田沢湖田沢字大山7
■主 催 あきた郷土作物研究会・田沢地域運営体「荷葉」
            

■日 程  750      貸切バス秋田県庁正面 出発

     930       田沢交流センター集合・受付

9401010 オリエンテーション・概要説明        

     10201120  圃場・収穫(雨天時は中止)

      11301330 料理体験・昼食

     13301500 交流

・伝統野菜生産者のお話

               ・田沢地域の伝統野菜の保全活動について

     16:40      貸切バス秋田県庁前  到着

                     

■会 費 2,000円(昼食、謝礼等)※バス代は無料
    中学生・小学生をお連れの方は一人につき1,000

    (保育園以下は無料)

 

■服装・持ち物

     ゴム長、手袋、帽子などをお持ちください。
    体調などで堀取りは見学のみという方はその旨お申し出ください。

 

■申込み 平成27年10月29日(金)まで

※定員になり次第締め切ります。   

お名前、電話番号、バスのご利用をメールまたはFAXにてお知らせください。

               TEL 0188721631 FAX018872168

               E-mailinfo@akikyo.net

      秋田県立大学 生物資源科学部(担当:生物生産科学科 櫻井)


2015年

8月

08日

8月24日(月)あきた伝統野菜NASUフェスタ(秋田市民市場)を開催します。 


あきた伝統野菜NASUフェスタ

 丸なすをはじめとする、秋田の伝統野菜を広く知っていただくための「あきた伝統 野菜」ロゴマークの発表や、市民市場内店舗での販売デモンストレーション、展示 などを行います。さらに、なすをテーマに、料理ワークショップや試食付きのトーク イベントも開催! ぜひご参加ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9:30 ~11:00 2F 調理室

■ワークショップ 嫁に食わそう「秋なす料理」

仙北丸なす、関口なす、新処なすを中心に、品種ごとになすを食べ比べる料理

実習を開催。料理とその試食を通して品種ごとの特徴を学びます。

メール・電話・ファックスでの事前申し込みが必要です。

締切:8月17日(月)/30名限定・参加費無料

 

11:00 ~11:30 1F なんでも広場

■秋田の伝統野菜ロゴ発表

■飲食店による伝統野菜を使った前菜の提案(展示)

■秋田市民市場の伝統野菜と売り方紹介

 

13:00~14:30 2F  会議室 

のんびりpresents【なんも大学  体験コース 第1回講義】

「たとえば、なすのはNASU」

講師 相場百恵さん(あいば商店)

   鈴木百合子さん(羽場こうじ店 旬菜みそ茶家くらを)
         瀬田川千秋さん(料理研究家)

○市場内「鮮魚通り」に新設の「なんもスペース」では、なすにまつわる企画展示となすレシピを配布します。

○ご参加の方は「嫁に食わそう秋なす料理」をご試食いただけます。

(限定50食・着席順)

 

あきた郷土作物研究会事務局 (秋田県立大学生物資源科学部 櫻井)

*ワークショップ(料理実習)のみ事前申し込みが必要です。

*参加費はすべて無料です


  TEL: 018 -872-1631 FAX : 018-872 -1668

  E-mail l:info@akikyo.net

秋田県立大学 生物資源科学部(担当:生物生産科学科 櫻井)


あきた伝統野菜NASUフェスタ
NASU-festa.pdf
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こちらのフォームからワークショップ(調理実習)にこちらからお申し込みいただけます。

メモ: * は入力必須項目です

2015年

6月

01日

6月21日(日)檜山茶フェステバルが開催されます。(主催檜山茶保存会)

300年の伝統を誇る能代市の檜山茶は、小規模だったからこそ保存されてきた貴重な品種とのことです。

この檜山茶復興に向けた活動が展開されています。
  
6月21日(日)8:30~16:00
会場:檜山崇徳館
檜山茶の摘み取りと手揉み体験をしよう!
8:30  受付
9:00  開会式
9:15  檜山茶園に移動 茶摘み体験
10:00 檜山崇徳館に移動 手揉み体験
      昼 食
16:00  閉会式

同時開催
 ・おいしいお茶の飲み方講座
 ・能代松陽高校茶道部による呈茶
 ・物産販売

◎参 加 費 : 2,000円(昼食代含む)
当日ご持参下さい 
◎申込締切り : 6月16日(火)
(受付時間帯:平日の9時から17時まで、土日の受付はできません)
◎申 込 先 : 檜山崇徳館(電話58-3101)
◎募集人数  : 先着20名
◎持 ち 物 : エプロン・三角巾
主催:檜山茶保存会
共催:檜山地域まちづくり協議会

※残席少ないようです。お早めにお申し込みください。

あきた郷土作物研究会さんの写真
檜山茶フェステバル
檜山茶フェスティバル_2015.06.21[1].pdf
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2015年

1月

30日

三関セリとひろっこについてレポートを掲載しました。

写真をクリックしてご覧ください。

三関セリ

ひろっこ


2015年

1月

21日

2月7日(土)伝統野菜をテーマにあきた日本料理フェスタが開催されます。(事前申し込み、入場料不要です。)

秋田県の庖丁人の会秋田日本料理団体連合会が、秋田の伝統野菜をテーマにあきた日本料理フェスタを開催します。庖丁人が腕を奮う見事な料理の展示や伝統野菜を使った料理4品の提供(有料)、トークイベントなどが行われます。あきた郷土作物研究会も伝統野菜のPRのために協力します。どなたでも参加できます。ぜひお越しください。


なお、あきた郷土作物研究会の方で、伝統野菜やその加工品を展示または販売したい方はブースを準備(無料)しておりますので、1月30日まで研究会事務局にご連絡ください。

◆日時  平成27年2月7日(土)
◆会場  エリアなかいち にぎわい交流館AU 2階展示ホールほか

◆主催  秋田日本料理団体連合会

      秋田調理師庖清会・秋田調理師庖友会

      秋田調理師大秋会・日本調理師秋田親鱗会

◆後援  秋田市

◆協力  あきた郷土作物研究会・秋田牛ブランド推進協議会

◆内容 ・あきた日本料理展示      11:00 ~ 16:00

      ・あきた食のリレートーク   13:00 ~

         「秋田伝統野菜PR」「米良隆氏トーク」「秋田牛PR」

      ・あきた日本料理食彩食房 11:00 ~ 15:00 
         伝統野菜や秋田牛を使った料理4品 チケット1,200円
      ・日本料理体験教室         11:00 ~ 16:00
          ・秋田の伝統野菜・秋田牛PRコーナー11:00 ~ 16:00        

                  

     

あきた日本料理フェスタ
あきた日本料理フェスタol.pdf
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2014年

12月

22日

1月10日(土)第2回ひがしなるせキッチンが開催されます。

日本一美しい村づくり東成瀬協議会主催の第2回ひがしなるせキッチンが開催されます。伝統野菜の平良かぶの麹漬けの他、珍しい平良かぶのいぶり漬けも提供されます。懐かしい伝統料理と新しいメニューも楽しみなイベントです。ぜひご参加ください。

■日 時 平成27年1月10日(土)11:30~15:00

■場 所 秋田県ゆとり生活創造センター 遊学舎

■定 員 100名
■参加費 無料(食器代600円)
■主 催 日本一美しい村づくり東成瀬協議会(代表 谷藤トモ子)
■申込み NPO法人あきた地域資源ネットワーク
       TEL:018-816-0610

       FAX:018-816-0611

           メール: info@arr-net.com      

詳しくはこちらをご覧ください。

ひがしなるせキッチンちらし&申し込み書
ひがしなるせキッチン.pdf
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2014年

10月

09日

11月9日(日)伝統野菜全国シンポジウムin秋田を開催します。 (終了しました。)

日時:平成26年11月9日(日)14:00~ 

場所:秋田キャッスルホテル(秋田市中通1-3-5)

主催:伝統野菜全国シンポジウムin秋田実行委員会

    (秋田県・秋田県立大学・秋田銀行・北都銀行・あきた郷土作物研究会)

シンポジウム

 「和食」がユネスコ無形文化財に登録された今、全国各地で伝統野菜を再評価する動きが活発になっており、山内にんじんや三関せり等の秋田の伝統野菜も注目されはじめてきました。 このシンポジウムは、生産者、料理人、流通関係、研究者、行政などが一同会し、伝統野菜の食材としての魅力や、生産、流通の方策などを導き出そうとするものです。

【一部】 14:00~      参加料  無料

知的財産発掘・活用推進事業講演

「伝統野菜を地域活性化の起爆剤に」

 農林水産省食料産業局長 櫻庭 英悦 氏

「伝統野菜で興す食の地域ブランド戦略~加賀野菜の例から~」

 株式会社小畑商店代表取締役 小畑 文明 氏


【二部】 15:30~      参加料  無料 

トークセッション 

「伝統野菜をいかに輝かせるか」 

 パティスリー・ポタジエオーナー 柿沢 安耶 氏

 江戸懐石金茶流嗣家       柳原 尚之 氏

コーディネーター ルセットオーナー  米本 かおり 氏


【三部】 17:00~      参加料 5,000円

秋田の伝統野菜・料理交流会

 秋田キャッスルホテル高橋司総料理長による秋田の伝統野菜料理

 柿沢氏、柳原氏の料理、スィーツも味わえます!秋田の地酒も勢揃いです。

■現地見学会 5,500(昼食代・バス代など) 11月10日(月)

晩秋になって味わいを増す秋田の伝統野菜。どの野菜も小規模ながらも慈しむように今に伝えられてきました。この伝統野菜の生産地を訪ねる二つのコースです。人数限定ですが併せてご参加ください。

Aコース 横手・湯沢(山内にんじん 三関セリ)

横手市の山内にんじん、湯沢市の三関セリの圃場を訪問します。また、国の重要伝統的建造物群保存地区となった内蔵の町、増田を散策します。

 

 9:00           秋田駅東口出発

10:30 ~11:15 山内にんじん・いぶりがっこ生産地見学

12:00 ~13:00 昼食  秋田の発酵食体験(くらを)

13:10  13:50 商家の内蔵がある町並み散策          

14:10  14:50  三関せり産地見学

15:30          大曲駅

16:30         秋田駅着

 

 

Bコース にかほ市(焼畑カナカブ・からとり芋)

古くからの焼畑のカナカブ畑と苗代栽培などのからとり芋の生産地を訪問します。また、室町時代から続く東北最古の酒蔵「飛良泉酒造」を訪ねます。

 

 9:00        秋田駅東口出発

 10:3012:00  焼畑カナカブ圃場・漬物加工所見学

12:1012:40   苗代栽培などのからとり芋圃場見学    

12:5013:50  昼食 農家レストラン 食育工房 農土香

14:0014:30  酒蔵視察 ()飛良泉酒造本舗

14:40         仁賀保駅着

 

16:00        秋田駅着

 

※ご注意

定員はAコース25人、Bコース20人まで、最少催行人員15人とします。 (定員になり次第締切ります。人数が満たない場合は中止、または他のコースへの変更をお願いする場合があります。その場合は事前にご連絡を致します。)お申込みは、伝統野菜全国シンポジウムin秋田の申込書をご利用ください。また現地見学会にも申し込み書がありますが、シンポジウムの申し込み書でお申し込みの場合はこちらは不要です。交通事情または天候によっては日程を変更することがあります。

■お申込み

申し込みは事務局にFAXまたはメールでお願いします。

実行委員会事務局 秋田県立大学生物資源科学部内

Fax 018-872-1668

E-mail info@akikyo.net

お問合せ 実行委員会事務局(櫻井)     TEL 018-872-1631

      または秋田県園芸振興課(高橋)TEL 018-860-1801

シンポジウムフライヤー.pdf
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現地見学会フライヤー.pdf
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シンポジウム&現地見学会申込書.pdf
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メールで御申し込みの場合はこちらをお使いいただければ便利です。
シンポジウム&現地見学会申込書.docx
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伝統野菜全国シンポジウムin秋田の公式サイトもご覧ください。

http://akitadentou.jimdo.com/

2014年

7月

22日

7月13日ワークショップin横手 (交流・ディスカッション編)

午前中の現地視察(生産地編参照)に続き、午後は横手市十文字インターチェンジ近くのデリカテッセン・カフェテリア紅玉を会場に、昼食と交流、ディスカッションが行われました。

◎郷土作物のビュッフェランチ

 

 交流会の会場となるデリカテッセン紅玉さんで、出迎えてくれたのは、ずらりと並んだ、料理の数々です。今回は、八木にんにくと大屋梅の料理をメニューに加えていただきました。感激した参加者たちは、こぞってカメラを構えつつ、そのごちそうを頂きました。
 このお料理を頂きながら店長の高橋紅(くれない)さんから、本日のお料理の説明を受け、交流会は始まりました。

【要約】
 紅玉の料理は、地元の食材を大事に使うこと、出汁をきちんと取ることなどを心がけ、一からお店で手作りをしています。今日は大屋梅と八木にんにくのほか、季節の地産地消、季節の食材を使った料理10品を準備しました。八木にんにく、大屋梅ともに、それぞれに特長があり、料理の個性を出しやすいと思います。新処なすは、収穫時期が間に合いませんでしたが、崩れにくいので煮茄子などに向くと思います。
 これから、こうした郷土作物を可能なかぎり定番料理にできればと思っています。

【提供頂いた料理】
大屋梅と鶏肉糀のオーブン焼き

りゅうほう豆の旨煮

皆瀬牛となすの炊き合わせ

バーニャカウダ(八木にんにくと菜ピュアのソース)

なすときゅうりの中華和え

鯛の香草パン粉焼き

キャベツのサラダ

トマトのサラダ

八木にんにくのポタージュスープ

煮野菜の夏サラダ
八木にんにくのポタージュ(写真なし)
もちろん、紅玉さん定番の玄米ごはん、白いごはん、味噌汁です。

◎「地域の食材を活かす紅玉の取組み」                            (有)たかえん 専務取締役 高橋基

【要約】

 この店を始めてまもない頃、調理担当の店長(奥様の紅さん)からどうすれば地元の食材を使えるのかと問われました。まだ直売所などもなかった時で、その入手の方法がわかりませんでした。そんな時、秋田での農業を断念しようとしていた若い農業者夫婦と知り合い、その方達の農産物を用いることで生産者とともに歩む紅玉の一歩が始まりました。その後も紅玉でのマッチング交流会を開催していますが、それは、紅玉との取引きというより、ここを拠点に生産者が様々な業態の方々と結びついて欲しいからです。

 私たちが、仕事で大事にしていることは「プロ意識」と「チームワーク」と「地域」

地域が大地で、会社はそこに活かされる樹です。「紅玉」は地域の食材を使ったお店ですが、「地産地消」はビジネスモデルではなく、ライフスタイルの提案だと考えます。食を通じてこの地域に暮らすことを楽しんでいただくための提案です。地域を深く知る中で、この地域ならではの宝物に気付くとき、それは「費やすもの」から「愛するもの」や「誇るもの」へと変わっていくのではないでしょうか。

 

※高橋専務の話は、会場の皆の胸を打つものがあり、多くの方の共感を得ました。参加者のネット上のレポートや参加者アンケートにも多くの感想が寄せられていました。

◎「新処なすの紹介」  横手市十文字 黒沢弘子さん

 今回、初めてお披露目となった新処なす。生産者の黒沢弘子さんに、インタビュー方式でお話を伺いました。

  弘子さんは黒沢家に嫁いで50年以上なりますが、この新処なすは、その頃にはもう地域にあったそうです。

水分が少なく、身が堅く、それでいて比較的皮が薄いため奥漬けに向きます。また、大きくなっても種が目立たないのも特長です。なすの花ずし(紋ずし)は、この茄子で漬けます。

 姑さんも大変漬け物の上手な人で、漬け物を漬けては、リヤカーで運び、増田の市日で売っていました。「漬ければ小さくなって運びやすくそして高くなるのに、生のなすを売っている人はリヤカーいっぱいつけても値段が安くて可愛そうだ。」とせっせと漬けては売っていたそうです。

 栽培は普通の茄子と同じですが、トゲがきつく、嫌う人はいます。新処では4人栽培者がいて、黒沢さんは100メートル3畝を植えています。連作障害を避けるため5年は同じ場所に植えないように計画的に場所を移動しています。今年は市の実験農場で作ってもらった接ぎ木苗も植えました。生育が旺盛で連作にも強いようです。

 

※新処なすやその漬け物は道の駅十文字で販売しているとのことです。

 

新処なすと菊の花すし

◎「大屋梅を活かす」 ひがなる工房の取組 加藤正哉さん

 自身は、果樹試験場で勤務した後、横手市山内で40代になってから果樹栽培をはじめました。ブルーベリーなど小果樹を栽培しています。また、東成瀬村にある加工集団、「ひがなる工房」のジャム部を担当しています。今日は、大屋梅のフルーツソースを持ってきました。青梅の翡翠色と香りを出すために、少量ずつしか作りません。量が多ければ効率がいいのですがそれだけ、火を通す時間が長く、色と香りが飛んでしまいます。一日30個限定です。

 なぜ地域の材料を使うのか、使わなければ無くなってしまうからです。その特長を活かして皆様に提供することで生産が継続される、そのことが大事だと思います。

※大屋梅のフルーツソースづくりは加藤さんのブログに掲載されています。
果樹農家になる。

写真は完熟梅と青梅のフルーツソースです。

◎「伝統野菜お漬物シリーズ 華旬菜」                           (株)あきた食彩プロデュース  瀬畠正人さん

【要約】

 あきた食彩プロデュースは1昨年、北都銀行などが出資して設立した農林水産業の六次産業化をすすめる会社です。県や市の職員も出向しています。食品加工の企画にも力を入れていて「青豆のドラジェ」という洋菓子も販売しています。
 本日紹介する「伝統野菜お漬物シリーズ 華旬菜」は長老喜(チョロギ)など縁起物を始め、郷土作物などの県内産の野菜を使った漬物です。この春に販売を開始し、夏のお中元シーズンを狙って7月11日から再度販売を開始しています。贈答用ということでパッケージにもこだわって、一見ブランド品の箱かと思うようなデザインにしました。また従来の漬け物は袋詰めのペタッとした商品が積まれて販売されているところから立体的に見えるデザインにしたのも特長です。県内業者が製造していますが、巾広く買っていただくために、京都の老舗の漬け物店のアドバイスなどを受け、これまでの秋田の漬け物とは違う風味を作り出しています。引き合いも多く、期待の持てる商品です。

 これからも郷土作物など特長のある農産物を活用した商品を開発していきたいと思います。

 

◎最後に

 内容が盛りだくさんで、参加者の意見交換は時間切れとなってしまいましたが、参加者からは「初めて知ることが多く、たくさんの情報を得られた」、「横手市の宝探しができた」などの感想をお寄せいただきました。

 吉澤会長からは、「こうした現場でのワークこそ、この研究会の真骨頂であり今後も現地で開催して行きたい」と締めの挨拶があり会を閉じました。

 

このワークショップの報告は会員の方々のブログでも報告されています。

デリカテッセン・カフェテリア紅玉のブログ

宮田恵さんのドクターライフサポート

 

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2014年

7月

17日

7月13日 あきた郷土作物研究会ワークショップin横手を開催しました。(生産地編)

~大屋梅・八木にんにく・新処なす~

 

 

あきた郷土研究会が発足して、初の現地ワークショップを横手市を会場に開催しました。横手市には、郷土作物が数多くあります。そしてその作物の中には、千二百年を超えるという悠久の歴史と物語を秘めた大屋梅があるのです。しかし生産地では、気象災害や担い手不足などの困難も抱えています。その地を訪ねて産地の今を見せていただき生産者のお話をお聞きし、またそれを活用している方々の事例を学びました。

 

■日 時 平成26年7月13日(日)

  午前9:00~午後3:00

■参加者 あきた郷土作物研究会会員他 40人

■場  所 横手市大屋地区、八木集落

      デリカテッセン・カフェテリア「紅玉」 

◎千二百年の歴史ある大屋梅

 

横手市大屋地区にある栄公民館にて大屋梅保存会の阿部会長、戸田事務局長、栄公民館の黒沢館長と待ち合わせ、梅の里をご案内いただきました。ここ栄公民館にも大屋梅が植えられており、大屋梅の里という大きな碑がありました。まずは大屋梅の歴史についてレクチャーです。

 

 【要約】

 大屋梅の歴史は古く、今から千二百年前の平安時代鎮守府の将軍の小野春風の家来として来た阿部平右衛門、江津(のちに藤原)彦右衛門という武士が住みつき、江津氏は一本の浪花梅の樹を、阿部氏は茶の樹を植えました。両方とも薬用だったとも伝えられます。この梅が今も残る「江津の梅」と言われる古木で大屋梅の元なった樹と伝えられています。この大屋地区にはかつて畿内に通じる東山道があり、その後江戸時代には羽州街道も整備され参勤交代の道でもありました。二百年前に佐竹の殿様が江津の梅の花見に立ち寄った記録があり、その見事な大木の姿を菅江真澄にも描かせており、その絵が残っています。二百年前に見事だった古木は、現在かなり危険な状況にあり、この樹から森林総合研究所東北支所がクローン苗木を再生し大屋に植える計画です。

 大屋梅はほとんどが屋敷梅で、農家の庭先の一番いい場所に植えられて大事にされてきました。一時は梅の里として二千本の梅があり、大正時代には集落全体を包む梅の花が美しい絵はがきにもなっていました。しかし、梅はリンゴに変わり、近年の造園ブームで造園業者が古木として買い取って多くが横手市内などに移植され、残っていた樹も、このところの豪雪被害を受けてしまいました。残っているのは約600本です。生産されている梅は約5トン、日の丸酒造が生産する「梅まんさく」というお酒に使われる他、主に梅漬けにされます。歯触りが良くて種離れがいい梅漬けができます。

 ここ果樹農家の笹山家では、大事に大屋梅を残してきました。樹齢400年から300年になる樹がありますが、土盛りをし堆肥を十分に与え、雪害で弱った樹にはコンクリートを入れて養生するなどの手当を行い回復をさせているといいます。梅は大屋梅ファンにお譲りする他、お母様の手で梅漬けにされています。

 

 

 大屋梅保存会では、屋敷梅がどんどんなくなることに危機感を覚え、大屋沼のほとり3カ所に300本の大屋梅の樹を新植しました。「まもなく生産期に入るので梅が増産されますのでぜひ活用して欲しいです。」と戸田事務局長さん

 大屋梅の古木が立ち並ぶ正伝寺の隣に阿部家があります。
千年の梅があるなら、千年のお茶もある、千年続くという「家系」もあります。
大屋梅保存会会長の阿部平治さんは、平安時代に小野春風に伴ってやってきた阿部平右衛門の末裔です。江津氏が梅なら、阿部氏は茶の樹、しかも近年まで実際にお茶にして飲んでいたそうです。お茶が薬用だったからでしょうか、阿部家は代々、医学の家系で、阿部さんは何代も続く獣医なのだそうです。
 なんとも時代スケールの大きなお話です。

そして何代目かになるだろう、お茶の樹も大屋梅の傍らにひっそりと葉を繁らせていました。

◎八木にんにくの産地をたずねて

 

横手市増田町の八木にんにく生産者の佐藤誠さんの圃場です。実は収穫期は過ぎているのですが、ワークショップのために畑に残しておいてくださいました。佐藤さんの圃場はこの自宅近くの圃場の他、少し離れた河川敷にもあります。お邪魔したところは種取り用の圃場です。


【要約】

 ここ八木集落は、宿場町で近くに鉱山もある野菜の消費地の増田の台所と言われた古くからの野菜産地です。増田の市日に出る野菜のほとんどが八木産だったと言われています。中でも伝統野菜の八木にんにくは、その名に地名が残るほど大事にされてきたものです。主に5月下旬から6月中旬まで、青にんにくとして生で食します。後はすり下ろして刺身の薬味などに1年中に用います。

福地ホワイト六片なども栽培したことがありますが、やはり辛みが少なく食べやすい八木にんにくが一番なのです。八木にんにくは四片から多い時には十片を超えるという不揃いなものです。しかし薹立ちせず、秋の植え付け時期を選ばないのも生産者にとって魅力です。また敷きワラのマルチでないと良く育ちません。販売農家は数戸ですが、八木集落のほとんどの農家が、自家用や贈答用に栽培しています。季節には近くの直売所やスーパーで青ニンニクのワゴンに並び販売されています。

◎道の駅十文字農産物直売所「まめでらが」

 日曜日ということもあって、大変な賑わいでした。販売額は、平成25年度で3億5千万円、道の駅としては東北で2番目ということです。こちらの直売所では、郷土作物としては、「新処なす」、「関口なす」、「八木にんにく」などが販売されています(常時あるわけではありません)。加工品では、大屋梅の梅漬けやフルーツソース、富岡なすの菊の花ずしなどが置かれています。今後は伝統野菜コーナーなどをつくりたいと社長の小川さん。

 せっかくだから歌でおもてなしをしましょうと、道の駅の歌をご披露くださいました。社長もスタッフも溌剌としている道の駅です。

交流会編に続きます。

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2014年

6月

06日

6月22日 檜山茶保存会主催 檜山茶フェステバルが開催されます。

 北限の檜山茶保存会 梶原啓子さん(当会会員)から、檜山茶フェステバルのお知らせです。 
 250年以上と推定される檜山茶の茶樹。檜山の殿様(多賀谷氏)の自家菜園でその後武士の内職として定着したものです。檜山茶保存会ではこの貴重な茶園と檜山茶を守るために能代松陽高校とともに保存活動を行っています。
その貴重な檜山茶の茶摘みと茶もみを体験できる機会です。

 

◇日時 6月22日(日)8:30~16:00

◇会場 檜山総徳館(檜山地域拠点施設)

◇主催 檜山茶保存会・檜山地域まちづくり協議会

◇内容 ~檜山茶の摘み取りと手揉みを体験しよう~

 

◇日程 8:30 檜山崇徳館前集合

      9:00 開会式

      9:15  檜山茶園に移動 茶摘み体験

     10:00  檜山崇徳館に異動 手揉み体験

           昼食(交代でバイキング)

         16:00  閉会式

 

◇同時開催

    ・おいしいお茶の飲み方講座

    ・能代松陽高校茶道部による呈茶

    ・特産販売

 

◇参加費 1,500円(昼食代含む) 定員20名

◇申し込み 茶誠堂 梶原 090-2025-9949

        または、檜山地域拠点施設崇徳館 0185-58-3101

檜山茶フェステバル ちらし
20140606134510.pdf
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2014年

6月

04日

6月8日(日)第8回秋田ふき刈り体験が開催されます。(秋田ふき粉会主催)

 

 秋田ふきの葉を粉にして、お茶や加工品の開発に取り組んでいる秋田ふき粉会(代表佐藤郁子さん:当研究会会員)の活動が実を結び、稲庭うどん、お菓子、豆腐カステラ、餃子やパンとその用途が広がっています。
 また、ふき粉会では、せっかく秋田音頭にも歌われている有名な秋田ふきなの市民が接する機会が少ないのは残念、と8年前から栽培者の佐藤政男さんの協力でこのふき刈り体験を開催してきました。毎年、多くのお子様連れで賑わっています。

 大きな大きな秋田ふきに直接触れられる機会で刈った秋田蕗はお持ち帰りができます。 今回は、ふきのお菓子や加工品、今年初登場の地元の天然酵母パンのアンシャンテさんのふき粉パンも登場します。
 事前申し込みは不要です。ぜひご参加ください。

 

◇日 時:6月8日(日) 小雨決行!!

 午前10時~11時20分まで

◇場 所:秋田市四ツ小屋

◇参加費:無料

◇秋田稲庭蕗うどん,秋田ふきもろこし,秋田ふきパン、秋田ふき茶等の試食あり!

◇抽選会があります!(数に限り有り)

 

◇連絡先:秋田ふき粉会
  電話 090-6681-3316(事前申し込みは不要です。)

 

◇協 力:佐藤農産(秋田蕗育成農家・佐藤 政男)・秋田キャンパスネット、・オーイーシー・斉藤製菓・新屋温泉・天然酵母パンのアンシャンテ、・秋田ふき刈りボランティアの皆さん

 

◇四ツ小屋小学校すぐ近くの畑(現地がわかるように目印有ります)

茎から水がジャーと出てきたり、かわいいカエルやカタツムリなどがいますヨ!

大きな葉を傘にしてトトロの気分も体験できます。楽しい発見がありますヨ!

秋田ふきを使用して作った稲庭うどん、もろこし、豆腐かすてら、ケーキ、お茶の試食があります!

 

秋田ふき刈り体験ちらし
秋田ふき刈り体験posuta-5.pdf
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2014年

4月

11日

「三関セリ」が地域ブランド商標に認定されました。

三関セリ

 特許庁が認定する地域団体商標登録、通称「地域ブランド商標」に、こまち農業協同組合が申請した「三関せり」が認定されました。

 

 「三関せり」は、湯沢市三関地域で江戸時代から栽培されてきたセリで、芋の子汁やきりたんぽ鍋など秋田の鍋には欠かせない野菜として知られています。
 葉も茎も色が濃くしっかりしていて、香りも良くサクサクした食感があります。真白で長く伸びた根が最大の特徴で、葉も根もおいしく食べられます。地元の農家が在来のセリを選抜しながら育てて、現在のセリに育成してきたものです。ときには2メートル近くになる豪雪の中、近くの山から湧き出る清浄な水を利用して栽培されています。

 現在、約50軒の農家が「三関セリ出荷組合」を結成し、10月から3月頃まで、露地栽培、ハウス栽培とリレー的に出荷しています

 

 ちなみにこれまでの認定された秋田の地域ブランドは、大館曲げわっぱ、比内地鶏、白神山うど、秋田諸越、横手やきそば、秋田由利牛、三梨牛で、「三関せり」は9件目となります。秋田の伝統野菜では初、せりの登録は全国初です。

 

経済産業省東北経済産業局のプレスリリースはこちらです。

2014年

4月

07日

秋田の伝統野菜に新たに9品目が加わり30品目になりました。

秋田県が2005年に初めてリストアップした伝統野菜(21品目)に、新たに9品目が加わり30品目になりました。
県農業経済課が農業試験場の監修のもと、パンフレットを作成しました。
当あきた郷土作物研究会から会員の写真や情報を提供しております。

新たに加わった伝統野菜は次のとおりです。 

 

・仁井田青菜・・・・・・・秋田市

・仙北丸なす・・・・・・・大仙市

・新処(あらところ)なす・横手市

・小様(こざま)きゅうり・北秋田市

・雫田(しずくだ)かぶ・・仙北市

・田沢地うり・・・・・・・仙北市

・てんこ小豆(黒ささげ)・全県

・大館地大根・・・・・・・大館市・北秋田市

・田沢ながいも・・・・・・仙北市

秋田の伝統野菜
秋田県がリストアップした県の伝統野菜リストです。
秋田の伝統野菜.pdf
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2014年

2月

16日

3月2日(日)秋田の在来 ボタメ系ワカメ試食検討会を行います。

  秋田には、天然のワカメがあるのをご存じでしょうか。
 現在一般に流通しているワカメはナンブ系と呼ばれる三陸由来のワカメがほとんどで、県内の漁業者もこのワカメを養殖しています。しかし、元々地元だけで食べられていた天然のボタメ系と言われるワカメがあります。このワカメは、葉や茎の肉質が柔らかく、特に、メカブが甘くて粘りが強いなどの優れた特徴があります。しかしナンブ系より成長が遅く、収穫量はナンブワカメの三分の一以下で、一般にはほとんど出回りません。このワカメの養殖に向けて選抜育種を行い、三陸ワカメなどと差別化し、オリジナルワカメとして市場に出荷する取組みを漁業者と県水産振興センターが行っています。

このワカメを郷土作物の一つとして試食をしながら食味、調理方法、流通などの可能性について意見交換をします。併せて春の郷土作物も紹介します。

 

■主 催  あきた郷土作物研究会

      秋田県水産振興センター

 

■日 時 平成26年3月2日(日)午後11時30分~午後3時

 

■場 所 ユーランドホテル八橋 秋田市八橋イサノ2-16-29  

 

■参加者 あきた郷土作物研究会会員 

      秋田オリジナルワカメ拡大事業現地推進協議会(漁業、県関係者等)

                                           40人程度

■参加費 2,000円 (ワンドリンク付き)

 

■内 容 ①秋田のボタメ系ワカメって(その実態と特徴)

       水産振興センター担当者

      ②試食・意見交換

       ボタメ系ワカメを使った料理

       春の郷土作物

             (三関セリ、仁井田青菜、ひろっこ)

 

■申し込み  2月28日まで電話または下記のフォーム、ファックス、メールで所属とお名前をお知らせください。(締め切りを延長しました。)

 

あきた郷土作物研究会 TEL:018-872-1631 FAX:018-872-1668
                MAIL:info@akikyo.net

                (@→@)に打ち替えて送信してください。

 

2014年

1月

28日

郷土作物現地レポートに山内にんじんと横沢曲がりねぎを掲載しました。

2013年

12月

17日

12月1日あきた郷土作物研究会設立記念フォーラムを開催しました。(場所:カレッジプラザ)

2013年12月1日 「あきた郷土作物研究会」設立記念フォーラムが「郷土作物・食文化を彩るその特別な価値」と題して90名の方々のご参加のもとに開催されました。農業者、消費者、飲食店、小売店、流通関係、食関係、医療、研究、行政、教育関係と実に多彩な方々が集まってのスタートとなりました。その模様の一部を紹介します。 

◎設立総会

会長 吉澤結子(秋田県立大学生物資源科学部教授)
会長 吉澤結子(秋田県立大学生物資源科学部教授)

フォーラムに先立って総会が開催され、正式に研究会が設立し、即日60名が正式に会員となりました。選任された役員は次のとおりです。(規約は当Webサイト参照)

 

     会    長  吉澤  結子        

     副  会 長  米本かおり        

             吉尾  聖子        

     幹    事  鐙     啓記        

  加藤  正哉        

椿     信一        

     事務局長  櫻井  健二        

     会計監査  森岡  正裄        

                      大友  幸憲        

◎講演 「在来作物・郷土を彩るその特別な価値」

講師 山形大学農学部准教授 江頭宏昌先生

講師の江頭先生
講師の江頭先生

■作物とは

 人間の管理がなければ作物が育たず、作物がなければ人間は生存することができないことから、作物とは人間と共生関係にある植物である。経済を考えないわけにはいかないが、利益の為だけにあるのではないということも理解する必要があります。 

 

■在来作物の定義と特徴、伝統野菜との違い

 在来作物研究の先駆者で元山形大学の教授の青葉高先生は、在来種を「生きた文化財」と提唱し、保存を訴えてきました。2003年に発足した山形在来作物研究会は、これを受け継ぎ、“在来作物”を「ある地域で、世代を越えて栽培者自身が自家採種などによって栽培・保存を続けながら生活に利用してきた作物をいう」と定義しました。

 一方、「伝統野菜」は、行政や生産、流通関係がブランド化、差別化のために一定の基準を設けて定義した場合が多く、野菜に特化しています。

 あきた郷土作物研究会の「郷土作物」はさらにそれより広い定義で、自家採種には言及せず、食文化との重要性を強くしているのが特徴です。(郷土作物について当サイト参照)

 

■在来作物消失の原因と受け継がれてきた要因

 なぜ、お金にもならない手間のかかる在来作物を継承してきたのでしょうか。生産者にお聞きすると、「おいしいから」「慣れ親しみ、喜ぶ人の顔がみたいから」「先祖代々伝わってきた種子を、自分の代だけでなくすのは申し訳ないから」と言います。山形県にはカブの在来品種が多いのですが、「夏のさぶい年はかぶらまけ」という言い伝えがあるように、夏に種子を播くカブは飢饉回避の知恵だったことがわかっています。種子に込められた想いがあるのです。

 こうした在来作物を食することで私たちは、何百年も前の人々の味を追体験することができるのです。

 

■在来作物の活用~ 時代の価値観を越えて

 在来作物の魅了を左右するものに「時代の価値観」があります。例えば、現在275億円の産出額になっているサクランボの佐藤錦は、大正時代に作出され、戦時中の混乱期を経て密かに守られ、60年後に評価されたものです。また、ダダチャ豆も、サヤに二粒しか入らない見た目から、地元で食べられるだけのものでした。1992年頃から雑誌やCMで紹介されて一気に人気が高まったものです。時代によって評価は変わるという例で、今、評価されないから価値がないのではないということがわかります。

 地域を元気にする必要条件は次の四つが考えられます。

 

 1 ここにしかないものを見つける、なければつくりだすこと

 2 それを地元の人が誇れること

 3 地元内外の人が楽しんで利用していること

 4 リアルタイムに新しい情報を発信すること

 

 在来作物があれば、地域が活性化するわけではなく、一見効率の悪い在来作物になんらかの「創造」を加え、情報発信するこが必要です。たとえば、アルケッチャーノの奥田シェフは、古くさいイメージの在来作物を「新しい」食材へと価値観を変えました。藤沢カブは、レストランのメインメニューになることで復活しました。しかもその“カブを焼く”という料理は、シェフが実際に焼き畑の現場に立ったからこそ生まれたものです。宝谷カブは、全国の“かぶ主の集い”によって支えられています。地元新聞などもが記事を掲載することも大きな展開のきっかけになっています。

 教育の場面でも在来作物を通じて地域の歴史や食文化を伝える活動が様々にされています。また、行政では鶴岡市は鶴岡食文化創造センターを設置し、ユネスコの「創造都市ネットワーク」に日本で初めて食文化で加入しようとしています。また、山形で開催される2014年のJRのディステネーションキャンペーンに供えて、ダダチャ豆ゾーンや鶴岡在来野菜ロードなどを在来作物に関する旅行企画を提案しています。

 

■在来作物の三つの価値

会場から、活発なご質問を頂戴しました。
会場から活発なご質問

 人間との共生関係にあるという植物としての

  “命を支え合う価値”

 地域のシンボル、地域の誇り、地域の個性となる

  “そこにしかないという価値”

 地域の歴史や文化を伝える、時空を越えて人や社会産業をつなげる

  “メディア(媒体)としての価値”

の三つの価値があります。

在来作物は、利用の仕方で様々なコミュニケーションを生み出すことができます。これからのあきた郷土作物研究会の発展をお祈りしています

◎生産地からの報告

石沢英夫さん
石沢英夫さん

「山内にんじんの復活のために」

山内にんじん生産者の会

会長   石沢 英夫 さん

 

 山内にんじんは、横手市山内地域で昭和20年代に札幌太から選抜され山内にんじんと名付けられた品種。根長が30cm程にもなる大きなにんじんで、「香りが強くて甘い、芯まで赤い、硬く煮物にしても崩れにくい」という特徴があります。

 平成17年に山内にんじんが県の伝統野菜に認定されました。しかし山内では生産者が2人、栽培面積は2 aになっていました。これでは山内にんじんが欲しいと言われた時に応えることができないと、なんとか生産しなければと考えました。種屋さんで売られている山内にんじんの種子を植えてみたりしましたが、どこか違う。そこで、昔から栽培している人の種子を農業試験場に持ち込んで選抜してもらい、今年からスーパーのタカヤナギさんに出すまでになりました。またいぶりにんじん用にも好評です。

  しかし、普通のにんじんと比べても太くて長いので収穫は大変です。高齢者にはきつい作業ですが、山内にんじん生産者の会では、なんとかこのにんじんを守っていこうと思っています。12月15日には山内にんじんフェアを、道の駅「農家庵」と、あいのの温泉の直売所「山菜恵ちゃん」で開催します。ぜひおいでください。

倉田雅章さん
倉田雅章さん

「横沢曲がりねぎの今」

           生産者  倉田 雅章 さん

 

 横沢曲がりねぎは、江戸時代から受け継がれてきた在来種で、柔らかくて香り成分のアリシン含量が通常のネギより多いため、独特のぬめりと香りが特徴です。さらに普通のネギは1年で収穫されますが、播種から収穫までじっくりと2年余りをかけ植え替えて「ねせる」ことで、より柔らかくより風味が増します。青い葉ネギまで食べられる、まず、うまいネギです。ただ曲がっているし、良く割れる(分けつする)ので調整作業が大変です。

 横沢地域には佐竹北家の参勤交代の本陣があります。水戸から異封されてきた佐竹家の殿様は、このあたりがお狩場で、よく狩に来たようです。そのときに泊まった倉田家のもてなしがあまりに良かったので、水戸から持ってきたネギの種子とその栽培の方法を与えたのだと伝えられています。

横沢曲がりねぎ
横沢曲がりねぎ

  この地域の黒ぼくの土壌もあっていたのだと思います。「横沢ねぶか」と言われ、地域に広がったようです。江戸時代の紀行家・菅江真澄も紀行文に残しています。
  
昭和54年には生産部会ができて、平成3年には20戸で150 aを栽培して出荷していましたが、手間がかかる割には値段が取れず、現在は、直売やインターネット通販などで販売をしています。毎年、止めようかと思うのですが、やはり、前の年から作った苗を見ると、求めてくれる人がいる限り、自分の代だけでも作付けしていこうと思っています。

梶原啓子さんと能代北陽高校生徒さん
梶原啓子さんと能代北陽高校生徒さん

 「檜山茶保存の取組み」

 北限の檜山茶保存会 梶原啓子さん

     能代北陽高校生徒さん         

 

檜山茶は、1730年頃の檜山の殿様(多賀谷氏)の自家用茶園が始まりで、その後、武士の内職として広まり、最盛期は10 haあったといわれます。しかし時代の変遷により、現在はわずか30 aを残すのみとなりました。この檜山茶は緑茶として、日本はもちろん世界的にも北限とされます。また、これまで改植などされていないといわれ、茶樹は250年以上と推定されます。

 このような貴重な檜山茶の伝統を後世に残すため、檜山茶保存会によって保存活動が行われております。 活動内容は、檜山茶の製茶・販売の他、PR活動として「檜山茶フェスティバル」の開催、「手摘み・手揉みの体験」などを実施しております。また、定期的に日本茶インストラクターの畠山先生を講師に製茶技術の向上に取り組んでいます。一方、能代松陽高校では、平成20年度より、檜山茶の支援活動を実施しており、摘み取り加工の手伝いをはじめ、檜山茶を活用した商品開発を行っています。今年度は「紅茶」開発に取り組んでいます。この紅茶は発酵の段階で「白神こだま酵母」を利用しているのも特徴で、来年度の販売を目指して取り組んでいます。

北限の檜山茶の茶園
北限の檜山茶の茶園

現在ボランティアによってこの檜山茶は支えられています。しかし、無償ボランティアを頼っているだけでは、継続は難しく、日々悩んでいますが、今日の江頭先生のお話をいただき、改めて継続する意義を確認しました。発表の機会をいただき感謝します。ぜひ皆さん茶摘みにお越しください。

◎あきたの郷土作物の展示

 会場のカレッジプラザの一室に、季節の野菜などを展示し、三関セリや山内いものこなどおなじみの野菜から、雲然柿や大館地大根などのあまり知られていない野菜や果物、すでに栽培者がいない沼山大根や三八大根(県農業試験場の試験栽培)などを紹介しました。またカナカブ漬けや平良カブ糀漬け、新処なすの菊花漬けなどを試食。作物の特徴や食べ方、入手方法などの情報交換をしました。

◎交流会 「秋の郷土作物を味わおう」  

 秋田キャッスルホテルでの交流会には、40人の方々が参加。湯川智行農業試験場長の乾杯の後、郷土作物の料理などを囲んで、和やかに懇談しました。全員の自己紹介がありましたが、それぞれの場で個別の作物に深く関わっている方、事業に活かしたい方、これから学びたい方など立場は様々です。皆様、秋田ならではの作物で、食と農業を盛り上げたいという想いにあふれていました。

この他にも、会員の方が、自身のブログなどで、レポートを掲載してくださいました。こちらもぜひご覧ください。

 

デリカテッセン紅玉ブログ(横手市 高橋基さん)

 

ドクターライフサポートブログ(岩手県盛岡市 宮田恵さん)

 

丸果秋田県青果株式会社定期掲載 「社長室前から」(田口多喜子さん)

 

2013年

10月

10日

郷土作物現地レポート(小様キュウリ、田沢地ウリ、カラトリ芋をアップしました。

2013年

9月

11日

2007.8.19、9.11焼き畑火野カブの現地見学会を開催しました。

焼き畑と由利地方独特のふくべ姿の女性
焼き畑と由利地方独特のふくべ姿

 秋田でも、大変手間のかかる焼き畑の火野カブ栽培に取り組んでいる地域があります。にかほ市の農産物直売所「百彩館」の利用者協議会では、途絶える寸前だった焼き畑の火野カブ栽培を復興し伝統の味を再現しています。 当研究会が7月7日に開催した郷土作物勉強会で代表の小松欽一さんにお話をいただいたところ、多くの出席者から現地見学の要望がありましたので、その焼き畑の現場を見せていただきました。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

2013年

7月

07日

2013.7.7 あきた郷土作物勉強会を開催しました。

第一部 郷土作物の物語を聴こう。

 秋の秋田の郷土作物研究会の設立を前にして、県内の郷土作物はどんなものがあるのかどんな物語を秘めているのかを知る目的で、秋田市内のカレッジプラザを会場に勉強会を開催しました。伝統、在来野菜をテーマにした初めての研修会に、生産者、流通関係者、飲食店、消費者、行政担当者と多彩な方々が130人集まりました。

【内 容】 

挨   拶 秋田県立大学生物資源科学部

       教授 吉澤結子

 

シンポジウム

語り手「秋田の在来品種の収集・配布・保存」

      県農業試験場 主任研究員 椿 信一

    「焼き畑の火野カブ栽培を守る」

      百彩館利用協議会会長    小松欽一

    「じゅんさいで生きていく」

  (株)安藤食品常務取締役    安藤 寿 

   「亀の助葱・石橋ごぼう育種農家として」

    大曲有機農業生産組合 石橋暎祥 

聞き手 伝統野菜研究家       吉尾聖子        

 

提 案 (仮)あきた郷土作物研究会の設立について

   秋田県立大学生物資源科学部准教授 櫻井健二

 

 椿研究員からは、21種の伝統野菜とそれ以外にも次々と確認されている郷土作物が紹介されました。特に県農業試験場が山内にんじんなど県内の伝統野菜を本来のものに戻すため系統選抜による育種を行い、その種子を地域にお返ししていることなどが紹介されました。

 小松欽一さんからは、焼き畑でなければできない本来のかなかぶを再現するため、困難な生産に取り組み続けていること、安藤寿さんは、日本一のじゅんさい産地の成り立ちや生産・加工業者として新商品の開発に挑んでいること、石橋暎祥さんは、古くからの野菜産地の育種家として亀の助ねぎ、石橋ごぼうを送り出してきた農家としてのお話を頂戴しました。伝統野菜を守り続けてきた生産者の方々のお話に、改めて秋田の食材の奥行きに一同感じ入った会となりました。

 

 貴重な食資源が、県内に数多くあること、それを守ろうとしている方々がおられることもわかりました。しかしこれから将来にわたって保存し、欲しい人のところにどう届けていくのか、多くの課題も確認しました。それでも、多くの方々が高い関心を持っておられることもわかり、研究会の秋の発足にあたって示唆に富んだ勉強会となりました。

第2部 郷土作物をものがたりを味わおう!(交流会)

 第2部は、秋田市大町のレストラン米カフェを会場に、郷土作物を利用したお料理を囲んでの交流会です。40名の方にご参加いただきました。

 幹事が前日に持ち込んだ食材は、阿仁ふき、じゅんさい、関口なす、松館しぼり大根、大屋梅の梅干し、八木にんにく、山内にんじんです。 研究会発起人の一人の米本かおりさんがコーディネートし、須田シェフが腕を奮った料理はどれも大好評。
 参加者の皆様は常々、秋田の食文化に関心が高く、その保存や利活用について強い意欲を持っておられる方々です。名刺交換にお話は弾みます。 「こうした会、待ってました」の声をお聞きすることができ、発起人一同、意を強くした次第です。